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2006年 面白かった映画まとめ

2006年はあまり映画の観れない年でした。

とりあえず、一番面白かったのは
『紀子の食卓』 監督:園子温
これほど衝撃的な作品はありませんでした。
すごい映像体験だったし、映画体験だった。テーマや哲学や情報量や情景がとにかく圧倒的でした。
来年も園作品は楽しみです。
『気球クラブ、その後』とかね。


今年、一番泣かされたのは
『チーズとうじ虫』 監督:加藤治代
余命1,2年と宣告された実母のドキュメンタリー。
カメラに映っていない大切な時間が喚起されて、それがなんだか涙を誘った。
それを見事に綴っていく叙情的な映像と編集にもやられました。

同じくドキュメンタリーで
『スティーヴィー』 監督:スティーブ・ジェイムス
昨今、個人的ドキュメンタリーが多い中、この作品はどうどうたる客観性で、かつドラマ的な切り口で対象に迫っていました。
アメリカの白人貧困地域の社会の闇を背景に、しかしこれほどまでに人間臭いドキュメンタリーを見せられたのは久々な気がしました。


ピンク映画では
『おじさん天国』 監督:いまおかしんじ
イカを巡る夢と現実のお話。
笑わせてもらったし、考えさせられたりもしたが、なによりおじさんの魅力にやられました。
ほっこりと、よい作品でした。

アダルトでは
『妹ドすけべ言葉責め』 監督:井口昇
もしもこんな妹がいたら、という4パターンの倖田梨紗。
丁寧な演出と、可笑しい演出とが相俟って、とても面白い作品でした。


一番良かった演技は
『好きだ、』 監督:石川寛宮崎あおい
宮崎あおいの王道っぽい感じの演技だったけど、とても善かったです。
なんでいつまでもあのイノセントな感じを維持できるんだろうか?
けど、ホントに観たいのはそこから一歩踏み込んだとこ。
泥水を知った後のとこ。
『害虫』(監督:塩田明彦)はそれに迫っていたけどね。
2007年に期待。

待ちに待った監督の映画
『ストロベリーショートケイクス』 監督:矢崎仁司
矢崎監督らしいすばらしい映像美。
そしてお話の構成。
あの透明感にやられてしましました。


インディーズ映画では
『南の島にダイオウイカを釣りに行く』 監督:いまおかしんじ
『子宮で映画を撮る女』 監督:山下敦弘
『悲しみジョニー』 監督:天久聖一
『セキ☆ララ』 監督:松江哲明
『拝啓、扇千景様』 監督:村上賢司
『マリコ三十騎』 監督:真利子哲也


どれもすごい映画たちでした。

2007年はもっと映画が観たいです。

20061230205017.jpg

写真は『気球クラブ、その後』。
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2件のコメント

[C89]

大晦日のカウントダウンはイエローにしました。

上記の映画ですがどれ一つ、まったく知りません。
東中野に「小林たける」という映画監督がやっているおでん屋があるんですがその人物をしってますか?もう死んだらしく、奥さんがやっているみたいです。
  • 2006-12-31
  • 山本
  • URL
  • 編集

[C90]

「小林たける」。全然、判りません。
あんま関係ないですが。東中野の呑兵衛というお店は映画人が集うお店。行ったときないけど。

人生は短いので、ツマラナイ映画に時間を裂けなくて、結果、小品佳作を選んでしまうのは「プロっぽいという病」に冒されているからでしょうか。

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きのこマウンテン

Author:きのこマウンテン
助監督/編集
某秘密結社にて編集やら助監やら録音やら制作やらにスズメの涙ほどの給金で従事(強制労働)。


自主映画団体“あろはしすてむ”代表
映像プロジェクト“東京団地”主宰

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